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FM Towns: Free Software Collection 8
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reno20.doc
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Text File
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1994-06-01
|
12KB
|
335 lines
===========================================================================
【ソ フ ト名】 ファイル名 RE-NUMBER V2.0
【 著作権者 】 コムトロニック
代表 藤 田 浩 司 (PFB02641)
【対応 機種】 FM-TOWNS (キーボード必須)
【動作 確認】 FM-TOWNS モデル2 (T-OS V1.1 / V2.1)
FM-TOWNS II MX20
【開発 言語】 F-BASIC386コンパイラ V1.1 L21E
【公 開 日】 1994/02/14
【ソフトウェア種別】 フリーソフトウェア
【転載 条件】 一応自由(文末を参照して下さい)
===========================================================================
【ソフト紹介】
このプログラムはファイル名の最後が数字だった場合に別の
番号を再割当してファイル名を変更します。
再割当したく無い場合は数字以外の部分を変更するだけの
処理も可能です。(例 拡張子の変更)
主に動画・アニメ等の画像ファイルや、スクリーンカッター等の
自動ファイル作成機能により作られた連続した数字部分を持つ
ファイル群を一括して変更したい場合に使います。
例 NOVA1.TIF ~ NOVA15.TIF
↓
ALICE101.TIF ~ ALICE115.TIF
例 1.
↓
ALICE001.TIF
例 ABC1.TIF ABC3.TIF ABC5.TIF ABC9.TIF ABC13.TIF
↓
CD01.TIF CD02.TIF CD03.TIF CD04.TIF CD05.TIF
【簡単な説明】
1 RENO20.EXPのあるディレクトリに移動してプログラムを実行する。
2 目的のファイル群があるドライブとディレクトリに移動します。
3 各種変更パラメーターを設定して、確認メッセージを確認後
一気にファイル名が変更されます。
注意 確認メッセージを確認して変更結果に納得できなかった
場合は何度でも設定をやり直せます。
4 別のファイル群の変更処理を引き続き行うかどうか選択します。
5 終了させるには上記4で選択するのが普通ですが、何時でも
BREAKキーを押せば終了できます。
【使用上の注意】
このプログラムは変更前のファイルについては、その存在を
チェックして確認メッセージを出しますが、変更後のファイル名
については全くチェックしていません。
よってファイル名の変更処理中に変更後のファイルと同名の
ファイルが存在していると、その部分で中断してしまう事になります。
但し変更前のファイル名が変更後も同じファイル名になった場合は
中断せず処理が進みます。
又、MS-DOSの予約語等の制限に抵触するようなファイル名に変更
しないように気をつけて下さい。
万一途中でエラーが出た場合は変更前のファイル名に復旧する事が
可能です。
このプログラムを使用して、「ファイルが破壊された」、「予期せぬ
ファイル名が多量に作られて、元に戻せなくなった」等の障害が発生
しても使用者の責任において処理して下さい。
このプログラムが一度に変更できるファイルの数は256ファイルです。
それ以上を変更する場合は添付のBASICプログラムの配列の数を変更
してからF-BASIC386上で行って下さい。
【使用方法】
I 変更したいファイル群のあるディレクトリへ移動
1 RENO20.EXPを起動すると、まず変更したいファイル群がある
ドライブを指定します。
なおドライブの指定時は「:」を付けません。
例 Aドライブなら A
するとFILESが実行されファイル名がダラダラダラと
表示されます。(BASICで作られているので・・・。(--; )
2 画面の右半分に、「変更処理に入る」「一つ前のディレクトリに戻る」
「ディレクトリの指定」「ドライブ変更」の4項目が出ますので、
↑キーと↓キーを使ってカーソルを移動し、リターンもしくは
実行キーで処理を決定します。
この時「変更処理に入る」を選択すると次のIIに移ります。
II 変更前のファイル群を指定
1 ファイル群共通の拡張子を入力します。
例えばTIFF形式のファイル群なら TIFです。
拡張子の無いファイルはリターンもしくは実行キーを押します。
2 変更前の固定部分の文字列を入力します。
すると固定部分と拡張子に共通のファイル名が、
ダラダラと表示されます。
注 固定部分と言うのは数字部分と拡張子以外の部分の事ですが、
次のような例外があります。
例外1 NOVA001.TIF ~ NOVA003.TIF
この場合は「NOVA」までが固定部分と見なせるし
「NOVA00」までが固定部分とみなす事もできます。
例外2 NOVA01A1.TIF
この場合の固定部分は「NOVA01A」になります。
「NOVA01」を固定部分とみなし後述の字詰めの
文字に「A」を入れても良いのですが、混乱
するだけです。
3 変更前の可変部分の文字列の長さを入力します。
可変部分と言うのは前記2の固定部分と拡張子を除いた部分です。
例 NOVA001.TIF ~ NOVA003.TIF
この場合は「NOVA」までを固定部分と設定すると、
「001」が可変部分になり、3を入力します。
又、「NOVA00」までを固定部分とすると、
「1」が可変部分になり、1を入力します。
例 NOVA1.TIF ~ NOVA111.TIF
この場合の可変部分の長さは1でも3でも良いですし、
0や2や4でもかまいませんが、[6: 字詰の文字]を
設定してはいけません。
設定すると、NOVA1.TIFを変更したくても
NOVA0001.TIFとかNOVA01.TIFのようになってしまいます。
4 付け替えたいナンバーの最大値・最小値の順に入力します。
最大値と最小値を同じ値にすると1ファイルだけ変更できます。
例 NOVA01.TIF ~ NOVA15.TIF
全部のファイルを変更する時の最大値は15で、最小値は1に
なりますが、NOVA05.TIF ~ NOVA10.TIF だけ変更する場合は
最大値は10で、最小値を5にすれば良い訳です。
この時変更前のファイル番号が飛び飛びになっていても
処理に影響ありません。
5 変更前の番号例と、変更後の番号例を入力します。
例 NOVA01.TIF ~ NOVA15.TIF
↓
NOVA03.TIF ~ NOVA17.TIF
変更前の番号例に1、 変更後の番号例に3を入れたり
変更前の番号例に15、変更後の番号例に17を入れます。
又、変更前の番号例に100、変更後の番号例に102を
入れた場合も結果は同じになります。
番号は同じでそれ以外の部分(例えば拡張子等)だけを
変更したい時は、変更前も変更後も同じ数値を入力します。
例 NOVA01.TIF ~ NOVA03.TIF
↓
AV1.TTT ~ AV3.TTT
6 変更前の字詰めの文字を設定します。
字詰めの文字とは、例えば NOVA0001.TIF の場合は
「000」の「0」と言う事になります。
以上6項目の設定が終わると、最大値と最小値の番号が付いた
ファイルに対して、存在しているかチェックされます。
チェックを終えると、確認メッセージが出ますので、変更対象
ファイルに問題がなければYキーを押します。
そしてここから以下の3通りの対応に別れます。
(1)指定した全てのファイルが存在した時は次のIIIの設定
になります。
(2)変更前のファイルが存在しなかった時はその旨の警告
メッセージが出ますが、1つも存在しなかった時は
前記IIの設定からやり直す事になります。
(3)警告メーッセージが出ても1つでもファイルが存在して
いた時は、変更後のファイルナンバーを圧縮するかどうか
きめます。この圧縮と言うのは飛び飛びになった番号を
連続番号にする事です。
変更後のファイル番号を変更前より大きくなるように
番号例の設定で行っていると、変更後の大きい番号から
順に番号が付け直されますが、変更前より小さくなるか
又は同じになるように番号例を設定すると、小さい番号
から順に付け直されます。
大きくなるように付け直した時の番号の変化
01・02・03・07・09・10・12
↓
07・08・09・10・11・12・13
小さくなるように付け直した時の番号の変化
01・02・03・07・09・10・12
↓
00・01・02・03・04・05・06
同じになるように付け直した時の番号の変化
01・02・03・07・09・10・12
↓
01・02・03・04・05・06・07
もし単に固定部分や拡張子のみを変更したい時は、
圧縮処理をしないようにして下さい。
III 変更後のファイル群を指定
変更前のファイルに対する設定内容の確認画面が出て次の4項目を
入力します。
なお確認画面では最大値と最小値の番号が付いた設定前のファイル名が、
確認画面の設定値に相当する部分と同じ色で色分けされて表示されます
ので、変更後のファイルに関する設定の時に参考にして下さい。
但し可変部分の長さはあくまで設定時に入力した数字なので、実際の
長さと異なる場合があります。
1 変更後の固定部分の文字列を入力します。
2 変更後の可変部分の文字列の長さを入力します。
3 変更後の字詰めの文字を設定します。
4 変更後の拡張子を入力します。
変更後のファイルに関する設定を終了すると、疑似的に変換結果を
画面に表示して確認メッセージが出ます。
この変換結果は最大値から小さい方に向かって4ファイル分と
最小値の手前から最小値に向かって4ファイル分が表示される
だけですが、表示しなかった変更前のファイルについても
存在の確認処理をしています。
なお圧縮設定をしていた場合は全部のファイルの変換結果を
表示します。
又変更後のファイル名についても文字列としてのチェックが
この時に行われます。
IV ファイル名変更処理
1 すべての設定が終わり疑似的な変換結果にも納得できましたら
〔実行〕キーを押して、ファイル名の変更処理をして下さい。
もし疑似的な変換結果に納得できない場合は〔N〕キーを
押して設定をやり直します。
この時、〔N〕キー以外は全て〔実行〕キーと同じ意味ですので
注意して下さい。
なお〔N〕キーは n・N・n・N・ミ・ミ・み のどの状態でも
同等の処理をします。
2 ファイル名が変更されて行く様子が画面に出ます。
この時変更後のファイル名が既に存在している等のエラーが
出た時は、その旨を表示してその後の処置を選択する事になります。
但し変更前のファイル名が拡張子も含めて変更後も同じだった
時はそのまま処理は続行します。
3 指定したファイル群が無事に変更されると引き続き別のファイル群
について処理を行うかどうか選択します。
【エラー処理について】
このプログラムでは厳格なエラー処理は行われていません。
変更前のファイル名に関しては一度読み込み処理を行って
存在を確認しているに過ぎません。
又変更後のファイル名については、長さ(8文字以内かどうか)
についてチェックしているだけで、同名ファイルの存在や
MS-DOSで使用不可能なファイル名になっていた場合でも
チェックを通過してしまいます。
その結果ファイル名の変更処理中に中断する恐れが常にある事を
覚えておいて下さい。
なおファイル名に異常が見つかった場合は、変更処理中以外の場合
変更前と後を区別して異常を知らせるメッセージが出ます。
この段階ではまだディスク上のファイル名は変更されていません
ので再設定が可能です。
再設定には変更前の設定からやり直す場合と変更後の設定から
やり直す場合があります。(変更前のファイル名に異常があった
場合は変更前の設定からやり直します)
画面のメッセージによって選択する事になりますが、その際は
〔Y〕キー及び〔N〕キーを使い分ける事になります。
どちらも小文字・大文字・カタカナ・平仮名・半角・全角に共通
した処理がなされます。
変更作業中にエラーが発生した場合は、変更したファイル名を戻すか
あるいはそのまま再設定するかの選択をします。
前者の場合は変更作業中に表示されたファイル名の最下段の1つ前の
ファイル名までが復旧されます。(最下段に表示されたファイル名は
まだ変更されていないため)
【変更歴】
V1.0 「ファイル名 RE-NUMBER プログラム」としてニフティに登録
V2.0 「ファイル名 RE_NUMBER V2.0」と名称変更
* 簡単なディレクトリ移動ができるようになった。
* 複数のファイル群を変更できるようになった。
* ファイル名の変更処理中にエラーが出ても変更前の
ファイル名に戻す事ができるようになった。
* 飛び飛びになったファイル番号も扱えるようになった。
【転載 条件】
転載は自由に行ってもらって結構ですが、一切の改変を禁止します。
又、転載者の責任において行って下さい。
なお個人で使う分にはBASICプログラムの方を改変して使って
もらっても結構です。(その為に添付してある)
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